籠田工務店の想い
台風19号
#籠田工務店の想い
先週末の列島を襲った台風19号は、
大型河川の氾濫をはじめ東日本各地に甚大な深い爪跡を残しました。
被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
今回の台風のもたらした大雨により、地元の松本、山形村でも河川氾濫や土砂災害の警告が続き、
大変不安な気持ちで過ごされた方が多かったと思います。
そして、東信・北信では千曲川が決壊・氾濫し、流域の市町村が広くに渡り冠水しました。
自然災害が非常に多い昨今とはいえ、「まさか長野県でこんな大災害が・・・」という思いでしょう。
・・・私、大月の長野市篠ノ井に住む娘の地域も氾濫により冠水し、アパート1階だった部屋は水没、
辺り一面川となり、娘はアパート2階でひと晩過ごし消防のボートに救出されるという被災体験をしました。
千曲川が非常に危険な状態になり、避難できる準備はして情報収集はしていたものの、
地域一帯は特に避難呼び掛けもなく、「この辺りはまだ大丈夫」という油断があったと思う。
ご近所も取り残されてしまった人が大勢いたそうです。
避難所にいたおばあちゃんも、「お嫁に来て60年以上になるけど、こんな目に遭ったのは初めて」との話。
今考えれば、あんなに特別警報が出ていたのに何故ギリギリまで避難しなかったのだろう?
たとえとり越し苦労になろうとも、まだ安全な時に積極的に避難しておけば良かったと思いました。
今までなかった事が起こる時代、 「何よりも命を守る行動」とはそういう事かもしれません。