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2024そば成長日記⑨結実
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小さな花に隠れるように、
いよいよ実が生り始めました。
早々に熟し始めているのもあります
実をつけるには雄しべから雌しべに受粉が必要となるわけですが、
蕎麦の場合は少し特殊です。
蕎麦には、雌しべが長く雄しべが短い「長柱花」と
雌しべが短く雄しべ長い「短柱花」という2種類の花があり、
それぞれ1つの株に混在するわけでなく、株ごとになります。
しかも「長柱花」と「短柱花」同志でしか受粉できません。
そこで花から花へ蜜を集めてまわる虫たちに受粉を助けてもらうわけです。
気まぐれで畑に立ち寄った虫たちに長く受粉活動をしてもらうため、
蕎麦の花は割と長い期間美しい花を咲かせてくれている、とのことです。